Uber Eats(ウーバーイーツ)って一般人が配送するんでしょ?怖くない??友人からこんな事を聞かれました。
確かに、見ず知らずの他人が玄関先まで来るのは抵抗がある方も多いのではないでしょうか?
現役の配達パートナーがこの「怖さ」への対処法と基本的な仕組みを解説させていただきます!
結論を先にお伝えさせていただきます。
基本のUber Eatsの仕組みでも安心!
でも怖いUber Eats配達パートナーが来たら…、そんな心配も解消できる方法もあります。
Uber Eats(ウーバーイーツ)は各人が個人事業主
要はフリーランスの配達する人です。(ピザのデリバリーなどは、ほとんどが直接契約のアルバイトさんですが、Uber Eatsは異なります)
当然ですが、Uber Eats側でも身分証の確認、顔合わせの説明会などを通して、本人確認を行っています。
履歴書を提出するような制度は設けていません。
普通の企業よりもライトに契約できるため、一般的なピザや寿司などのバイト配達員さんより、やや不安面はあります。(履歴書を出したからといって、個人の人間性の担保やトラブルを起こさない可能性については、大きくは変わらないと個人的には思いますが、、、)
最近ではアマゾンも直接契約のドライバーを増やしています。デリバリープロバイダーと呼ばれる配達員で、クロネコヤマトや日本郵便と異なり、フリーランスや別の企業が請け負った配達が増えています。
それぞれの運営企業側(Amazon・ヤマト・佐川・ピザ屋さん など)と所属する配達する人への安心感というのは、感じ方は個人差あれど、皆さんそれぞれに印象があるのではないでしょうか? (例:ヤマトの配達員はいつも感じがいいな〜、あそこのピザ屋さんはちょっと、など)
この記事をご覧頂いているということは、Uber Eatsの配達パートナーに何らかの不安や怖いといった印象をお持ちなのだと思います。
自由な働き方を標榜するUber Eatsですが、注文者様をないがしろにしている訳ではありません。テクノロジー大国である米国発のサービスだけあり、テクノロジーで注文者の満足度を向上させる仕組みを取り入れています。
アプリの仕組み・個人情報の取扱、これらの観点から、現役Uber Eats配達パートナー(私自身、Uber Eatsと配達パートナー登録をしています)がその根拠をご紹介していきます。
複数の評価システムにより配達パートナーの意識向上をする仕組みがある
Uber Eatsは、注文者様・お店・配達パートナーの3者間で、それぞれがそれぞれを評価する仕組みを取り入れています。
会社などでも360度評価を取り入れた人事考課制度を取り入れている場合もあるかと思います。
お店に関しても、調理スピードが著しく遅い場合、食べ物が漏れやすい・崩れやすい容器を使っていると評価が下がります。
注文者様・配達パートナーそれぞれに評価される立場です。
配達パートナーも注文者様、お店の双方から評価を受ける仕組みになっています。そのため、接客態度や配達スピードを意識的に高まる仕組みになっています。
更に、Uber Eatsの配達パートナーは、時給ではなく、出来高制です。バイトの場合、配達に時間がかかっても時給にマイナスはありませんが、Uber Eatsの配達パートナーはスピードも意識する事になります。
この評価システムから、一般的には配達パートナーは、接客面や配達への気配りや配達スピードへの意識が高まります。
ただ、人間にはいろいろな人がいますので、そうとも限らない場合もありえます、、、
問題の多い配達パートナーは、Uber Eatsに面談を設定され、改善が見られない場合、アカウント停止となります。
このように配達パートナーの接客態度やスピードを高める仕組みがUber Eatsにはあり、結果的に注文者様の満足度を高める仕組みがサービス内に組み込まれています。
一般的な感性を持っている配達パートナーであれば、サービスを向上させるような仕組みをUber Eatsは用意しているので、基本的には安心できると個人的には思っています。
ただ、イレギュラーはどうしてもあるため、人力でUber Eatsの運営さんがルールに基づき、注文者様の満足度を維持するサポートを提供しています。
ちなみに、先程の例(例:ヤマトの配達員はいつも感じがいいな〜、あそこのピザ屋さんはちょっと、など)は何故発生するのでしょうか?個人的な見解ですが、「教育による意識向上」だと思います。数年前、どこかの運送業者さんの配達員が、品物を蹴り飛ばしていた動画がネットやテレビで拡散され、話題になりました。大手の企業だからといって、万全ではありません。このようなトラブルを減らし、配達に関わる人の意識を向上させるのは、教育や仕組みです。Uber Eatsであれば、ご注文者様やお店からの評価も配達パートナーの質に関わる大きな要素です。
Uber Eats配達パートナーへの積極的なレビューをいただけると励みになります。
※住所も知られているし、キツいレビューを書くと怖い!そんな方も実は安心です。ご注文者様側のレビューは、直接配達パートナーに見えず、Uber Eats側のみ報告が行きます。
でも・・・やっぱりなんだかUber Eatsって怖い!
そんなあなたに簡単な対処法があります!!!
安心な玄関前の置き配なら怖くない
私自身、配達パートナーとして10-20件に1回程度は、玄関前の置き配を希望される注文者様に配送します。
前提として、この対象法はUber Eatsの注文をクレジットカード決済する必要があります。現金支払いの場合、どうしても支払いが生じ、配達パートナーと顔を合わせる必要があります。
インターホンが鳴った際に、配達パートナーに「玄関前に置いておいて下さい」これでOKです!
ちなみにオートロックのマンションの場合、入り口やエレベーター前のロックは解除して、玄関前前まで配達パートナーが来たら伝えれば問題ありません。
むやみに住所と名前を知られてしまう?
配達パートナーはお店で商品を受け取った段階で注文者様の住所を知り、配達に向かいます。
配送開始前は、注文者の登録時の名前のみしか知りえません。
ただ、配達開始する場合には、どうしても住所が必要です。
Uber Eatsに限らず、どんな配達サービスでもバイトさんには住所と名前が知られてしまうので、どこまで気にするかという問題でもあります。
ちなみに、Uber Eatsならではのメリットとして、最寄りのコンビニ(わかりやすい目標地点)やマンションの下など指定で受け取る事も可能です。
部屋番号は知られたくない!
そもそも住所も知られたくない!!
現金支払いでも玄関口では会いたくない!
そんなご希望にもUber Eatsは対応可能です。
配達パートナーの現在地をマップで見れますので、近づいて来たら受け取り場所まで移動すれば、住所や部屋番号を知られてしまうリスクは無くなります。
電話番号を知られてしまうからUber Eatsは怖い?
配達パートナーは詳細な住所・部屋番号の確認などの際、お電話する事があります。
その電話番号は、Uber Eats側で置き換えた番号になっているので、配達パートナーに電話番号を知られる心配はありません!
私はメッセージよりも電話派で、マンション名が入っていない注文者様や部屋番号が入っていない注文者様は基本電話します。
03-4540-23XX
で検索すると「ubereatsの配達パートナーの方の番号」という口コミが出てきます。
配達パートナーが電話をかける → Uber Eatsの交換機 → 注文者様
という形で電話がつながるため、配達パートナーと注文者様の双方に電話番号が伝わらない仕組みになっています。
電話番号を配達パートナーが知り得る機会はありませんので、ご安心ください。
登録者と別の人が来る事はありえる?
結論から:ありません。
Uber Eatsは、いくつかのチェックを設けています。
- 配達パートナーアプリよる顔認証
- 注文者様からの報告
- 発覚した際の配達パートナーのアカウント停止措置
Uber Eats運営による事前の本人確認はもちろんのこと、別の人がなりすまして配達を行わないような仕組みがあります。
毎回では無いのですが、配達員がアプリを立ち上げ、配達スタンバイした際に顔認証システムが起動し、チェック後で無いと配達を開始できない仕組みがあります。
また、注文者様は配達員の簡単なプロフィールと顔写真を確認する事ができ、この写真との本人確認をUber Eats側では行っています。
※配達パートナーが顔写真を変更する場合、Uber Eatsのパートナーセンターで直接変更の申請をする必要があり、勝手に変更することはできない仕組みになっています。
注文者様の元に配達パートナーが来て、全く別人が来た場合は報告する事も可能です。写真写りによって多少は実際の見え方は異なる場合もあるかもしれません。ですが、性別や人種などが明らかに異なった人が配達に来た場合は、Uber Eatsへのお問い合わせをお願いします。
以上です!
Uber Eatsを使用する際の怖さ・不安感は解消できたのではないでしょうか?
私自身、ピザなどのデリバリーもよく使いますし、Amazonなどの通販もよく使いますが、他社の配達員よりも、Uber Eatsほど安心感のある仕組みを提供しているサービスはなかなかありません。
- どんな配達パートナーが来るか分かる(名前・顔写真)
- 配達パートナーの現在地が確認できる
- 配達パートナー自身を評価できる
- 配達パートナーに電話番号を知られる心配が無い
- 配達パートナーにアプリ内でメッセージを送ることができる
- 配達パートナーに住所・部屋番号を知られない工夫をしやすい
もちろん、人対人のサービスですので、100%はありませんし、様々なイレギュラー発生します。
やっぱり大手で歴史の長いピザデリバリーの配達員の方が安心感がある!という方もいらっしゃるとは思いますが、Uber Eatsを使う不安点や怖さというのは、「仕組み」を知ってだいぶ払拭できたのではないでしょうか?
お困りの際は電話サポートなど、注文者様の満足度を高める努力をUber Eatsは行っていますので安心して使える!と現役の配達パートナー自身も実感しています。